今回は「自分の言動を時間が経ってから反省する理由」について考えていく。
ネットで検索しても答えは見つからず…
これは過去と未来の私に向けた記事。
頭と心の片隅に必ず置いておきたい。
自分の言動を反省する頻度が多すぎる
私はよく自分の言動を振り返って「あー、やっちまった」と猛省する。
学生時代ももちろんだけど、社会人になっても変わらず。
なんなら、働き出せばマシになるだろ、とかタカを括ってた。
でもそんなことなかった。
結局自分の意識の問題なんだろうけど、「どうしてこうも、同じことを繰り返すのか?」と疑問が。
そこで今回は、なぜこんなにも自分の言動を反省する頻度が多いのかを考えてみた。
①感情的になっていた
まず一つ目が「感情的になっていた」だ。
例えば何かに苛立っていたり、ムキになっていたり。
はたまた悲しみの感情が強すぎて他者に強く当たってしまったり。
なんであれ、感情的になると我を忘れて他者に攻撃的になってしまう自分の悪い癖。
物理的な攻撃ではなく、表情や言葉にそれを紛れ込ませる。
本当に大人っぽくない。
感情的になってしまう原因として深掘りすると「自己防衛」だと思う。
”自分を守るために”苛立ち、
”自分を守るために”ムキになり、
”自分を守るために”悲しむ。
どれにも共通しているのは、負の感情であることだろうか。
負の感情を持つことは決して悪いことではないが、第三者に影響を及ぼすのならそれは悪となるのだろう。
②思考を巡らせる時間が必要
自分の言動を振り返る時間が必要であることは明確だ。
その言動を取る前に、先のことを考えて言葉を発し、行動できたらどれほど良いだろう。
でも①にあるように、感情が思考を上回ってしまったらもう後戻りできないのが今の自分。
感情だけが先に先に行ってしまう。子供だ。
だからこそ言動をとった後の時間、少しボーッとできる時間に、思考が急速回転を始める。
「あの言い方は良くなかったな」
「あの態度はきっと相手に嫌な思いをさせただろうな」
といった具合に。
こういうことを考えるということは、言動をとっている間にでも頭の片隅できっと、「この言い方・態度は良くないぞ!」と小さい私が叫んでいるんだと思う。
③魂レベルで自分の成長を望んでいる
ひどい言動をとっても、反省しない人だっているはずだ。
なんならひどい言動をとっている自覚すらない人だっているはず。
その点、自分は振り返りをしているから良いのだ!とは思っていない。
②で述べたように、自分の頭の片隅に良くない言動をとっている自覚がある時点で、STOPをかける力が必要だと思っている。
本当なら言動を取る前にSTOPすべきだし、振り返りをするくらいならその言動を取るべきでないことはよく理解しているつもりだ。
でも、何度も同じ過ちを繰り返す。
それはきっと、自分ならいつか良くない言動を改めることができると信じているから。
もっと成長できると信じているからだと思う。
自分のことがどうでも良ければ、こんな反省する時間ほど無駄なものはないはずだから。
「まだ未熟だから」はただの言い訳
何度も自分の言動を反省してしまうのは自分が未熟だから、というのはただの言い訳でしかない。
魂レベルで大人な人は、感情にコントロールされることなく常に思考を巡らせ、日々成長を重ねている。
急に同じようになれないとしても、周りの知人に迷惑をかけるとしても、自分が自分自身と向き合わなければいけない。
迷惑をかけてしまったと感じたなら、その時点で相手へ謝罪をすべきだし、そこで切れる縁ならそこまでだったというだけ。
自分を成長させられるのは自分だけだから。
この言葉は絶対に忘れないでほしい。