看護について

【新卒看護師も!】訪問看護へ就職・転職するメリット7選!

こんにちは、シュリです。

最近でこそ病院以外の看護師の働き方に注目を集めるようになりましたが、それでも主流は病院就職。

しかし訪問看護ステーションでの就職・転職も魅力的な選択肢であり、多くのメリットがあります。

今回は私の経験談ももとに、訪問看護ステーションへ就職・転職するメリットについて紹介していきます。

訪問看護と病院の違い

病院でもチーム医療であったりコミュニケーション、信頼関係構築は大切な関わりの一つです。

ですが、訪問看護と病院でポイントとなる点が異なることがあります。そういった点も含めて、訪問看護ステーションへの就職・転職メリットを見ていきましょう。

利用者さんの生活ベースのケアを提供できる

訪問看護ステーションでは、利用者さんの自宅や施設で看護ケアを提供します。

そのため、利用者さんの生活環境や金銭環境に沿った看護ケアを考え、より個別性の高いケアを提供できる能力がつくメリットがあります。

新卒であろうとなかろうと、病棟やクリニックよりも利用者さんと深く関わり、生活を通して些細な情報や変化を把握しやすいため、より効果的なケアを提供できるのです。

在宅看護は、ほとんどの場合『生活あっての医療』です。

生活は十人十色で違いがあるため、そこで個別性が生まれますね

 

利用者さんとの信頼関係構築について学ぶことができる

訪問看護は自宅へ伺うと利用者さんと1対1で関わる環境です。

また病棟のような短期的な関わりのみでなく、長期的なケアが必要な利用者さんと関わるため、どういったニーズがあるのか、どういった希望を持っているのかを身近に理解することができます。

そうして利用者さんを理解することで、少しずつ信頼関係が築けることを身をもって学ぶことができます。

 

多岐に渡る診療環境でスキルアップ

訪問看護は病院のように専門科が定められていないため、全ての分野の疾患に出会う可能性があります。

それぞれの疾患についてだけでなく、それに合ったケアや関わりなど、病院だけでは学ぶことのできない範囲で看護知識・ケアの専門性を高めることができます。

 

ワークライフバランスを取りやすい

訪問看護は病院よりも柔軟に働けるメリットも大きいです。

訪問スケジュール次第で仕事とプライベートのバランスも取りやすくなるため、働くママさんやストレス軽減のためにプライベートな時間が欲しい方など、自分の理想とするワークライフバランスで働くことが可能となるでしょう。

 

コミュニケーションスキルを向上させられる

訪問看護は利用者さん本人のみでなく、ご家族やケアマネジャー、ヘルパーやその他職種の様々な方と関わることが多いです。

そのため、それぞれに合った関わり方やコミュニケーションの取り方について先輩看護師や自分自身を通して学ぶことができ、他者とのコミュニケーションスキルを向上させやすい環境です。

 

在宅ならではの状態改善などで達成感を感じられる

「もう看取りです」と余命宣告され退院されてきた方が、在宅に帰った途端状態が改善し余命以上の余生を楽しまれる、というのは訪問看護だとよく耳にするお話です。

それくらい、在宅は利用者さんへパワーを与える環境なんですね。

そういった環境の一員として、利用者さんが状態を改善していく過程に密接に関われるのは看護師だから。

実際に改善していく様子を間近で見ていると、病院では感じられない達成感を感じることが多々あります。

 

チーム医療についての知識・経験を積むことができる

訪問看護は看護師以外にリハビリスタッフやケアマネジャー、ヘルパー、施設スタッフなど、本当に色々な職種の方と関わる環境です。

そのためチーム医療について、病院とは違った視点でスキルを身につけることが可能になります。

先輩看護師や所長などの経験豊富な先輩スタッフの動きを見て、自分でも実際に行動することで学ぶ機会が多いでしょう。

 

訪問看護へ就職・転職するメリット

①利用者さんの生活ベースのケアを提供できる

②利用者さんとの信頼関係構築について学ぶことができる

③多岐に渡る診療環境でスキルアップ

④ワークライフバランスと取りやすい

⑤コミュニケーションスキルを向上させられる

⑥在宅ならではの状態改善などで達成感を感じられる

⑦チーム医療についての知識・経験を積むことができる

訪問看護ステーションでは病院と違ったスキルアップを目指せる

今回は訪問看護ステーションに就職・転職するメリットについて紹介してきました。

病院でも身につけられるスキルではありますが、生活に寄り添う訪問看護では少し違った視点で関わることが多いかと思います。

病院スタイルの関わりが合うのか、訪問看護スタイルの関わりが合うのか、は人それぞれ異なるため「訪問看護スタイルの関わり、気になるなあ」という方は、一度訪問看護への転職を考えてみると良いかもしれませんね。