看護について

患者さんとのコミュニケーションの秘訣!【看護学生】

こんにちは、シュリです。

あなたは実習の時、患者さんとのコミュニケーションに悩むことはありますか?

今回はコミュニケーションが苦手なシュリが実践してきた、『患者さんとのコミュニケーションの秘訣』について紹介します。

コミュニケーションが苦手な原因は「過度な心配」

私は人と話をするのが得意ではありません。

もともと寡黙なこともありますが、「変なことを言ってはいけない」という『過度な心配』がストッパーをかけてしまいます。

『過度な心配』の原因は、過去にコミュニケーションで何かしらの失敗や後悔の可能性が高いです。

ではその『過度な心配』を払拭して、実習で患者さんとコミュニケーションを上手にとるにはどうすれば良いのでしょうか?

 

コミュニケーションを難しく考えすぎないこと

「実習でのコミュニケーション」と聞くと

「会話の中から情報収集しないと」

「変なことを言わないようにしないと」

と気張ってしまいますよね。

実際、私がそうでした・・・。初日から気疲ればかり・・・。

 

でもその緊張って、患者さんに伝わります。

そうすると患者さんも「変なことは言わないでおこう」「なんだか話しにくいな」と感じてしまい、お互いの信頼関係が築けない悪循環に陥りますよね。

まずは『コミュニケーション』を難しく考えないように意識しましょう。

コミュニケーションとはつまり、”お互いの通じ合い”。

どちらかの一方通行では成り立たないものです。

相手の立場に立って、通じ合う意識を持つようにしましょう。

具体的なコミュニケーションの秘訣

ここからは具体的な秘訣・方法を説明していきます。

どの方法も看護師になってからも有効に活用できるものです。

①傾聴する姿勢を第一に!

看護学校の授業で習ったのではないでしょうか、”傾聴”

看護学生は情報収集のためにコミュニケーションをとることもあります。

そうなると重要なのは「自覚症状などの主観的な話」です。

相手に自分の状態や気持ちを話してもらうためには、相手に気持ちよく話してもらえる環境が大切。

そのためにも”傾聴する姿勢”を意識して、関わるようにしましょう。

 

②共感していることを伝える!

患者さんが伝えてくれた痛みや不安な状態を傾聴した次に、その状態に共感を示すことも大切。

共感していることを伝えるためには、オウム返しのように「相手の発言を繰り返す」ことが有効的です。

「〇〇が不安で…」→あなた「不安ですよね」

「とても痛くて…」→あなた「痛いんですね、辛いですね」

難しいことではありません、会話の中にうまく取り入れてみましょう。

 

③専門用語は使わない!

会話の中で専門用語を使うことで、患者さんはあなたに対して警戒心を持ってしまいます。

また、よくわからない用語が会話内に入ってくることで不安を感じる可能性も。

お相手は医療従事者でない、と仮定した上で、わかりやすい言葉を使うことを意識しましょう。

 

④非言語的コミュニケーションも活用する

言葉だけでコミュニケーションを取ろうとするのではなく、視線や態度、表情などの非言語的コミュニケーションも活用しましょう。

傾聴して共感していても、明らかにそう思えない態度で接されていると、患者さんも萎縮してしまいます。

言語的コミュニケーション×非言語的コミュニケーション、最強タッグです。

 

⑤患者さんのペースを尊重する

最後の5つ目は、会話のテンポは患者さんを最優先にすることです。

実習中はどうしても休憩やカンファレンスの時間に追われて、その焦りが患者さんとのコミュニケーションにも影響しがちです。

ですがその焦りが伝わることで、うまくコミュニケーションを取れなくなる可能性も。

焦る気持ちはグッと抑えて、患者さんのペースで会話を進めてあげてください。

コミュニケーションの秘訣まとめ!

①傾聴する姿勢を第一に!

②共感していることを伝える!

③専門用語は使わない!

④非言語的コミュニケーションも活用する!

⑤患者さんのペースを尊重する!

 

簡単なことの組み合わせでコミュニケーション能力は格段にアップ!

さて、今回は『患者さんとのコミュニケーションの秘訣』について解説してきました。

実習中、「情報が少なくて記録が書けない…」と悩んでいるあなた!

明日からでもすぐに実践できる内容のものばかりなので、一つずつ意識して患者さんと有意義なコミュニケーションをとってみてください。

あなたにとっても、患者さんにとっても、良い時間を過ごせるようになるはずです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。