こんにちは、シュリです。
授業って眠くなりますよね。
でも
・睡眠不足だから
・生理中だから
みたいな理由で眠い理由を決めつけていませんか?
その眠気、実は貧血からきているものかもしれません。
今回は女性に多い貧血と眠気の関係についてお話していきます。
”眠気”と”貧血”は関係していた
眠たいとどうしても睡眠不足だけを原因として考えてしまいがちです。
しかし、眠気の理由は睡眠不足だけではありませんでした。
その眠気の原因は貧血かも!
はい、ということで、貧血による眠気があることが医学的にも明らかになっています。
貧血と眠気って関係があるんだよ!というだけでは面白くないので、貧血になるとどんな症状が出てくるのか、なぜ貧血になるのか、貧血の改善方法などを説明できれば、と思います。
貧血と眠気が関係している理由
貧血=体内の血液が不足している状態=全身に酸素運搬がまわらない
ということです。
貧血であるがために、体が元気でいるために必要な酸素を運ぶ血液自体が足りていない状態になってしまうから眠くなってしまうんです。
まずは、貧血になり全身に酸素が充分に行き渡らなくなるとどうなるのか整理していきましょう。
眠くなる
今回のブログのテーマでもある「眠気に襲われる」というものがあるかと思います。
平日は眠れなかったから休日に十分8時間睡眠。
だけど起きてみると、あれ?
全然、眠いんですけど…
なんてことはありませんでしたか?
これも貧血の仕業です。
血液が足りず酸素が不足してしまうために、脳の活動力が低下してしまい眠たくなってしまうんです。
そうなると毎日の授業もどれだけ寝ていこうと、エナジードリンクを準備しようと眠いのは当たり前ですよね。
肌の調子や色が悪くなる
この記事を読んでいる人のなかに
毎日スキンケアを欠かさずしているにもかかわらず、肌荒れに悩んでいる方はいらっしゃいませんか?!
スキンケアの頑張りに比例せず、肌の調子が良くならないその原因も”貧血”にあるかもしれません。
血液量が減ると酸素ヘモグロビンという、酸素を運ぶヘモグロビンの数も減少します。
酸素ヘモグロビンは赤色をしているので、体内に十分な量の血液があれば肌の色は血色の良い色になります。
すると化粧をしても白くなりすぎることもなく、健康的な女性に見られますね。
また化粧ノリを良くするコラーゲン。
このコラーゲンを生成するのに必要なのが”鉄”なんです。
貧血だと、その大切な鉄が不足してしまいます。
すると肌のハリがなくなり、化粧ノリも最悪…なんて事態が訪れるわけです。
怒りっぽくなる
ちょっとしたことでイライラしてしまうことはありませんか?
例えば、朝寝坊してしまったとか…(自分が悪いけど)
そういうイライラの原因も“貧血”だったりするんです。
貧血が完全に原因!というよりは貧血も原因のひとつ、くらいです。
イライラの原因としてはホルモンバランスや性格なども関係しているでしょう。
でも普段から怒りっぽい人なんかは「もしかして貧血?」と疑ってみても良いかもしれませんね。
めまい・立ちくらみがする
貧血というと良く思い浮かぶ症状はこちら。
私シュリも365日貧血気味人間だったので、家で寝起きに起立性低血圧に貧血が重なってぶっ倒れた経験があります。(洗濯カゴがぺちゃんこになりながら私を守ってくれました、ありがとう)
これくらい耐えれば大丈夫、なんて思っていても突然豹変して本気を出してくるのがこの症状たちです。
私みたいに急に倒れることもありますし、場所によってはそれが大怪我に繋がることもあります。
できるだけ早く改善しておきたい症状ですね。
貧血による体の変化はたくさんあった!
①眠くなる
②肌の調子や色が悪くなる
③怒りっぽくなる
④めまい・立ちくらみがする
そもそも貧血とは
順番が少し前後した気もしますが、貧血とはどういったものなのでしょうか。
知っている方も多いと思いますが簡単に説明しておきましょう。
日本人女性の5人に1人が貧血だと言われる現代。
貧血とは、血液量が不足しているというよりは、血中のヘモグロビンの量が不足している状態なんです。
酸素ヘモグロビンの話を先ほどしていましたが、ヘモグロビンの役目としては「酸素を体の隅々まで運搬する」ものがあります。
ではそのヘモグロビンが不足してしまったら、酸素は全身に送られないことになりますよね。
ここからが体にとっては一大事です。
先ほどの項目で述べた、貧血のときに出てくる症状が出てきて体が悲鳴を上げ始めるんです。
するともう、しんどいの連鎖、終わらないループです。
貧血になる確率は女性の方が多いですがそれはやはり月経があったり、ダイエットをしたりすることが男性よりも多いからだと思います。
また男女共通するものだと朝食を抜くなどの食生活の不安定さなども関係しているかと思います。
普通に生活していても鉄は排出されていくので月経があったりダイエットをする機会が女性の方が多いのも納得できますよね。
ではそんな日常茶飯事的に起こりうる貧血にどのように対処していけば良いのでしょうか。
次項で解説していきます。
簡単に行う貧血対処法
一応、看護学生向けのブログですので学生さんでも実家暮らしだろうと一人暮らしだろうと簡単にできる方法を説明していければ、と思っています。
食生活を改善する
「出たよ出たよ、食生活の改善だってよ」と言われそうですね。
貧血改善といえば!みたいな方法の一つですが、それだけ多くの場所で食生活が大切だと言われるのには理由があります。
鉄は外部からしか取り入れられないからです。
外部から何かを取り入れるとなると方法としては食事か、またはサプリメント。
ただしサプリメントは正しく用法できなければ肝臓に負担がかかり、逆に体へ悪影響を及ぼしかねないのであまりオススメしません。
食生活の改善に関してですが、実家暮らしでも一人暮らしでも、毎日鉄分を取り入れられる献立を考えて作って…とするのはかなり大変ですよね。
そこでオススメするのが「作り置き」です。
実家暮らしの方だと平日の御飯時にキッチンに立とうものなら、お母さんから「邪魔!」と言われることがあるでしょう。
なので週末のお昼間などキッチンの空く時間を狙って一品を作り置きしてしまうのです。
するとお弁当に入れてもよし、自宅のご飯で食べてもよしなおかずが完成します。
健康的に鉄分吸収していきましょう。
生活習慣を改善する
はい、「出たよ出たよ、また綺麗事だ」と言ったそこのあなた…
貧血→眠気
の流れは最初に説明した通りですが
睡眠不足→貧血
の流れもあるんです。
睡眠不足だと鉄分の吸収率が低下してしまいます。
それだとしっかり鉄を摂取していても体の一部にはなりにくくなってしまいますよね。
貧血改善のための規則正しい生活リズム構築を目指しましょう。
貧血改善のために簡単にできることとは?
①食生活の改善
→ご飯ごとに作ろうとするのではなく、作り置きをしておく
②生活習慣の改善
→睡眠不足も貧血になる原因のひとつだった!
鉄分吸収をしっかりするためにも睡眠はしっかりと取る
貧血を改善してだるい眠気から解放されましょう
授業中に眠いのは、ただ睡眠不足が原因じゃなかった!なんて知らない人が多いのではないかと思います。
私も知りませんでした…
「最近、眠気が強いな。」
そう思った時には食生活や生活習慣を思い返して、鉄分吸収に適した生活ができているか考え直してみましょう。
それでは今日はこのあたりで。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。