こんにちは、シュリです。
いまいち気がすすまない勉強をするために、お気に入りの音楽を聴きながら勉強したい!
そんな方もいるのではないかと思います。
では勉強中の音楽は特に影響を及ぼさないのでしょうか?
今回は勉強中に音楽を聴くか否かという問題を解決すべく、記事を書いていきます。
音楽の種類によっては聴きながらでもOK
結論から言うと、
音楽の種類によっては聴きながら勉強してもOK
ということです。
どういうことか説明していきます。
音楽の種類というのは「歌詞があるか」「歌詞がないか」の話です。
よく「音楽を聴く」というと声の入った歌詞のある歌を思い浮かべますが、そういったものは勉強には不向きだったりします。
どちらかというとクラシックなどの、いかにもカフェで流れてそうな落ち着いた音楽の方が良いみたいですね。
また勉強する科目によっても音楽を聴かない方が良いものもあるみたいです。
理系科目の数学や理科など比較的計算問題が多い科目は音楽を聴いてもOK。
国語や英語などの暗記がメインになる科目は音楽がない方が良いとの話も。
ただ、周りの音をシャットダウンするために音楽を聴きたい人もいると思うので、そのあたりは自分と相談しながら決めてください。
なぜ歌詞ありの音楽はダメ?
音楽を聴くなら歌詞がないものの方が良いということはわかりましたが、なぜ歌詞があるといけないのでしょうか。
理由は、
視覚的に文字を認識しようとしているのに、聴覚では別の内容が入ってくることで、暗記効率が格段にダウンする
ためです。
3時間、歌詞のある音楽を聴いて勉強しても、30分勉強しただけの効果しか得られないなんてことも言われています。
このように視覚と聴覚で違う情報が入ってきたとき、人間の脳は情報処理が追いつかなくなり暗記効率が落ちてしまうんです。
音楽を聴きながら勉強するメリット
ここまで話して、看護学生のあなたなら悩んでいるかもしれません。
看護は暗記科目が多いから音楽は聴かないべき?
でも音楽があった方が集中できる…
そんなあなたのために音楽を聴きながら勉強するメリット・デメリットを紹介していきます。
まずはメリットからです。
集中できる
場合によっては、ですが集中できます。
周りが賑やかな場所での勉強、とか、眠気覚ましをしながらの勉強、とかの場合ですね。
そういった時には音楽を聴くことで周りの音を遮断してくれたり、勉強環境を変化させてくれることで眠気が覚めたりということがあります。
その結果集中できる、というものです。
勉強を”楽しいもの”と思える
音楽を聴くことにより、今までの勉強はただ退屈で楽しくないものだったのが楽しいものへと変化することがあります。
音楽ひとつで嫌な作業→楽しい作業に変えられるのはすごいことですね。
勉強は長期戦なので好きでなければ、楽しいと思えなければ続けることができません。
勉強を楽しいものへと変えるキッカケに「音楽」はありかもしれません。
リラックスして勉強できる
“勉強”という言葉でストレスが溜まりそう!なんて人もいるかもしれません。
ですが音楽を聴くことでリラックス効果をもたらしてくれるんです。
音楽自体にリラックス効果があるため、ただ聴いているだけで無意識のうちにリラックスしているんですね。
長時間、勉強をするときなんかは音楽を聴いてみても良いのかもしれません。
音楽を聴きながら勉強するデメリット
ここまではメリットについてお話してきましたが、では反対のデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
音楽のせいで集中できなくなる
歌詞ありの音楽を聴くと、視覚と聴覚から入ってくる情報が違うため暗記効率が落ちると話しました。
暗記効率だけではなく、「集中力の低下」ももたらす可能性があります。
集中するために音楽を聴いていたのに、結局集中できていなかった…なんてことを防ぐためにも、
どの音楽を聴くか、どういったときに聴くか
を決めておいた方が良いですね。
音楽がないと勉強できなくなってしまう
これは音楽に頼りすぎた結果としてもたらされる可能性のあることです。
集中するために、周りの雑音を遮るために聴き始めた音楽が無いと勉強も試験もできなくなってしまうかもしれません。
試験本番に音楽なんて聴くことはできませんし、周りの雑音にも耐えながら問題を解けるようにしておかないと合格どころの話じゃありません。
試験に向けて音楽を聴いて勉強するのもアリですが、未来を考えて計画的に音楽がなくても勉強できる態勢を整えておく必要があります。
勉強するときに本当に音楽が必要か考えてみましょう
今回は勉強するときに音楽を聴いても良いのか?というテーマでお話してきました。
いかがだったでしょうか。
音楽は勉強にプラスにもなるしマイナスにもなります。
遊びたい欲を我慢してせっかく勉強しているので、勉強にプラスになるように音楽を活用したいですね。
これを機に、勉強スタイルを見直してみてください。
それでは今日はこのあたりで。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。