看護について

解剖生理の勉強におすすめの参考書は?



こんにちは、シュリです。

医療系の学生ならば嫌でも立ち向かわなければいけないのが

解剖生理。

 

「大事!」と言われるけど、理解するには難しすぎますよね。

専門用語が多いし、量も多いし…

そんな解剖生理を勉強するためにはどんな参考書がおすすめなのかを今回紹介していきます!



解剖生理はなぜ大切?



解剖生理を学習する理由としては、「正常を理解する」というものがあります。

正常とは体に異常がない状態のこと、身体的に健康な状態のことです。



解剖生理を何のために学んでいるのか理解しておかないことには、その先の疾患の理解や病態の理解はできません。

疾患や病態ばかり勉強しても正常がわからなければ、何がどう変化したことで異常になっているのかがわからないからです。

量が多く、難しいことばかりですがしっかりと学習するようにしましょう。



どう勉強するのが効率が良いのか



では一体、難しく量も多いとされる解剖生理を勉強するにはどんな方法が効率よく勉強できるのでしょうか。

方法としては大きく分けて2種類あるかと思います。


参考書



1番メジャーな勉強方法です。

メジャーというより、学校でも当たり前な方法ですし、自己学習するときにも1番よく行われている勉強方法だと思います。

THE 勉強。って感じですね。


メリット
・活字を見ることで頭に残りやすい。
・線を引くなど書き込むことができる。

デメリット
・活字ばかりで変化がなく、飽きてしまう。
・眠くなりやすい。

 

動画



これは、やってる人はやっている、みたいな方法かと思います。



動画学習というと「YouTube」とかがよく使われていると思います。

「Web玉塾玉先生」なんかは特に有名ではないかと。

イラストもかわいく、見やすいです。



参考にリンク貼っておきますので見てみてください。

解剖生理って何なのか?ということから説明してくれています。

「再生リスト」の「解剖生理学」を選んで下さいね。

https://www.youtube.com/watch?v=ldPf0hrAm8Y&list=PLiU6iOJcU4M1TWuLlRZbwIyEHmng2W8el

 


メリット
・動画なので飽きがこない。
・移動中にも音声を聞くことで学習できる。

デメリット
・通信費がかかる。
・メモしたくても書き込むことができない。

 

解剖生理でおすすめの参考書



YouTubeに関しては種類が少ないのでご自身でも調べて良い動画を見つけることができるかと思います。



参考書はやはり種類が多いこともあって、どの参考書が勉強しやすいかがわかりにくいと思うので今回は参考書に関してのみ紹介していきます。


解剖生理学



医学書院から出版されている教科書です。

もしかしたら授業で使用するから、と購入している学生さんも多いかもしれません(私がそうでした)。



あの分厚くて活字ばかり、たまにある絵も可愛げの薄い、そうあの教科書です。



「あんなの無理!覚えられない!」と思うかもしれませんが、あれを一冊読破すれば解剖生理は身につきます。

あれこれと参考書に手を出すくらいなら、医学書院の解剖生理学の教科書を読み込みましょう。


 

のほほん解剖生理学



「解剖生理を嫌いにならないための本」として出版されたこちらの参考書。

知っている方も多いのではないかと思います。

ちなみに動画学習で紹介したWeb玉塾玉先生の参考書です。



ポイントはなんといっても可愛らしいイラストでしょう。

そして内容も難しく書いているのではなく、関西弁を用いてラフな感じで書かれているので読んでいて飽きることがありません。



超入門向けに解説してくれていますので、解剖生理が苦手、嫌い、勉強する気にならない人はぜひ読んでみましょう。

 

解剖生理ワークブック



我らがプチナースから出版されている「書いて覚える 解剖生理学ワークブック」です。

読んでいるだけだと眠くなってしまう…書かないと覚えられない…そんな方向けの参考書です。



ワークブックのイラストって、解剖生理だと特に堅苦しいイラストのイメージがあります。

(医学書院の解剖生理学の教科書のイラストみたいな)



ですがこの参考書のイラストはカチカチした、THE 医学みたいなイラストではなく、鮮やかな色でわかりやすく描かれている参考書です。

参考書に直接書き込まずノートなどに答えを書いていけば、何度でも活用できる参考書ですので一冊あれば良いかもしれません。

 

解剖生理学ワークブック



プチナース 出版のワークブックと名前が似ていてややこしいですが、こちらは医学書院出版の解剖生理学ワークブックです。

最初に紹介した解剖生理学の教科書がありましたが、その教科書と対応している参考書です。



教科書・参考書問題として「対応していないから教科書に解説がないことがある」なんてことはありませんか?

でもこのワークブックならその悩みは生まれないはずです。

同じ出版社が出している教科書と参考書ですので。



「教科書と対応した参考書がないから、ワークブックは買わなかった」なんて方がいれば医学書院の「解剖生理学ワークブック」の購入をオススメします。

 

解剖生理学クリアブック



こちらも医学書院から出版されている参考書なんですが、先ほどのワークブックと何が違うのでしょうか。



ポイントとしてはこちらは「国家試験と同じ形式で問題を解いていく」という点です。

看護学生の最終ゴールは国家試験に合格して晴れて看護師になることですよね。

それを見据えた参考書、ということになります。



解剖生理は国家試験でも成人や基礎、各分野の疾患にまで繋がる超重要分野です。

その勉強を国家試験の過去問と併せて勉強できるこの参考書は最高ではないかと思います。

どちらかというと低学年よりは国試を受ける年の学生向けな気もします。が、どの学年にも力になる参考書だと思います。

 

どんな方法でも勉強しないといけない



今回は解剖生理の勉強におすすめの参考書について解説しました。

医療系に携わるには基本中の基本となる解剖生理。

難しいからこそ身につけたときの達成感はハンパないです。



思い立ったが吉日。

すぐに行動して勉強を開始していきましょう。

 

 

 

 




それでは今日はこのあたりで。



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。