生活について

看護学生はいつまでバイトできる?




学生生活の中でも看護学生は特に
課題に技術練習に…と
大変な毎日を過ごしていますね。


ですが学生は学生。
遊びに行きたいし、遊ぶためにはバイトをしないといけません。



しかし国家試験を控えているというのも看護学生。


国家試験の勉強もあるのに
いつまでバイトしていいの?
と疑問に思われる方も多いはずなので
今回はそのことについて説明していきます。




国家試験受験の10~11月あたりまで




これに関しては、国試受験の10~11月あたりまでは
続けても良いんじゃないかな~と思います。


ただし週5とか週6とかで入るのはオススメしないですね。

あくまで勉強に支障が出ないよう、
週2~3くらいに抑えておくと良いでしょう。


また、これは大学4年制の場合で考えています。
ですので3年制の専門学校に通っておられる方は
国試受験の年の夏休みくらいが限界ではないでしょうか…
(恐らくですが、11月とかギリギリまで実習がありますよね)




もっと早くに辞めた方がいいんじゃないの?
もう少し長く続けることはできない?
という疑問については次項でお話します。



制約がないとだらけてしまう





ある程度は勉強する時間に制約を設けて置いた方が良い
ということが11月ころまでバイトをしても良いと考える理由です。

どういうこと?となる方も多いですよね。



もしあなたが「国家試験の勉強をしないといけないから
学年が上がる4月にバイトを辞める」と決意してバイトを辞めても
恐らく本格的に勉強をし始めるのは
10月や11月になるはずです。

なんやかんや実習や遊びや、で時間がない

「今日やらなくてもまだ時間あるしいいか」


と思ってしまうからです。

そうなると結局貯金を崩して生活しても
大して勉強していないので

お金も知識も何もない状態になってしまいます。


それから10月、11月になって
お金のないまま勉強を始めないといけなくなるんですね。





一方でバイトを10月や11月まで続けて
12月から国試の勉強に専念するためにバイトを辞めるとします。

もちろん、バイトをしているときにも
国試の勉強は続けていて、それなりに知識もつきます。
そしてバイトを週2、3でもしていることで
時々、外食に行けるくらいの金銭的余裕はあります。

バイトをしていることで
「スキマ時間に勉強しないとヤバイ!」
みたいな焦燥感も生まれて
時間を効果的に使いながら勉強とバイトをすることができます。




なんとなく優秀なのは前者の方な気がしますが
実際に10月、11月になったときのことを考えると
後者の方がお金もある程度の知識もついていて
明らかに前者よりも有利な状況にいますよね。




そうです、つまり
生活にはある程度の制約があった方が良く、
看護学生は国試の勉強をすべきだけれど
完全にフリーな時間ばかりが続くと人間はだらけてしまう。

そのために”バイト”という障害物を自分で準備し
「バイトの時間は勉強できない」という考えから
勉強へのやる気・行動を引き起こさせる目的で

10月、11月ころまでバイトを続けても良いと考えています。





バイトを結構ギリギリまでしてもいいことはわかったけど
バイトと勉強の両立ってぶっちゃけ可能なの?


次の項目でこのことについてお話しますね。


制約がないと人間はだらける!

そのためになるべくギリギリまでバイトをしておくことで
自分が焦って勉強できる環境を作る。

 

勉強とバイトの両立




具体的にどのように両立するのが良いのか、
説明していきましょう。



タイムスケジュールを作る



これはすぐにできて1番簡単な方法です。


勉強を始めるときに
「今日はこの科目を勉強するぞ」
「今日はここまで終わらせるぞ」
と頭の中でだけ考えるのではなく

それを文字に起こして目で確認できるようにする


ことが大切です。



頭で考えるだけでは
忘れてしまうこともあります。
そして何より目で確認できる状態にしておくことで
「視覚を使ってやるべきことを把握できる」
というメリットがあります。

タイムスケジュールなので
何時~何時 ○○
何時~何時 △△
みたいに詳しく書けると最高ですね。

では視覚を使ってやるべきことを把握できると
なにが良いのでしょうか。




その紙を勉強机の前に貼っておくとどうでしょうか。

ふと顔を上げるたびに目に入って
スケジュールを把握できますよね。
時間を気にして時計もみるはずです。

すると
「あ、時間がやばいな。もう少し急いでやるか。
 集中しよう」
といったように


自分の勉強方法を勉強しながら見直せます。




勉強方法を見直すことで
不必要なものは取り除かれ
必要なことだけを取り込むようになっていきます。


より効率よく勉強ができるようになる、ということです。

勉強を始める前にメモ用紙1枚に書くだけで
効率よく勉強できるのですから
書いておいて損はないですよね。

スマホを使う5分間をタイムスケジュール作りに回しましょう。



なるべくバイト前に勉強するようにする




バイトに行くと疲れる。
当たり前です。バイトといえど、ひとつの仕事です。

職種によりますが
お客さんと関わって神経をつかって
仕事をするわけです。
疲れないはずがありません。

でも「疲れることはあらかじめ予測できる」のではありませんか?




「バイトに行くと疲れる」ということをわかっていながら
「今はしんどいからバイトが終わったら勉強しよう」
勉強を後回しにしてしまうから
バイト終わりには疲れて眠ってしまい
結局勉強できない状態になってしまうのです。




賢く生きることが大切です。

バイトは疲れる、ということを知らないのならまだしも、
知っているのなら

先に勉強しておくことが賢明

ではありませんか?




そうすることで
勉強は終わっている気持ちのままバイトへ行き、
お金をしっかり稼いで
帰宅後にはシャワーを浴びて
そのまま眠りにつくことができます。


全ての流れが理想的ですよね。




勉強とバイトを両立!
①タイムスケジュールを作って視覚でも把握できるように!
②バイト前に勉強を済ませておくことで、気持ちに余裕を!

 

わかっていてもやる気が起きない





勉強とバイトを両立させることの大切さはわかりましたが
実際には行動できない!

そんな方もいらっしゃると思います。



では勉強とバイトを両立するのに
やる気が起きない時にはどうすれば良いのでしょうか。




アドバイスとしては

未来のことを考える


ということが効果的です。


未来のことを考えるといっても
看護師になったあとのこと、とかではなくて


「今、勉強しなかったら?」




ということです。

直近だと
今、勉強しなかったら
「バイトの後に眠い中勉強しなければいけない」

今、勉強しなかったら
「バイトの後は寝てしまってひとつも勉強できないかもしれない」
みたいな感じです。

遠い未来じゃなくて
近い未来の変化を考えてみてください。



でも今、勉強したら
「バイトの後は気兼ねなく休める」

という「今やることでのメリット」も
考えてみてください。




遠すぎる未来は現実味がなくて
結局やる気は起きませんので
ご注意ください。




また他にも、バイトでなくなにかライブの予定があるなら
「今やっておくことでライブ当日は
 全く勉強しないでライブを楽しめる」
などのメリットでも十分良いですよね。




なにを考えれば自分のやる気は引き出されるのか
一度ゆっくり考えてみると良いですね。

やる気の出るスイッチは人それぞれで異なりますので。




看護学生はなるべくギリギリまでバイトをした方が良い




今回は
看護学生はいつまでバイトをしても良いのか?

というテーマでお話をしました。




私は10月、11月くらいまでは
やってもいいのでは、むしろやるべきでは、
と考えましたが
学校の先生は進級するやいなや
「バイトなんてしていていいの?」
と追い打ちをかけてくるかもしれません。


そのときには自分の胸に手を当てて
相談してみてください。

周りは口出しはできますが
決断するのはあなたです。
(私も口出しをするうちの一人です)



何かありましたらLINEでのご相談を
お待ちしております。


それでは今日はこのあたりで終わりにします。




最後まで読んでいただき
ありがとうございました。